京都和久傳 Kyoto Wakuden


京都駅直結の百貨店「ジェイアール京都伊勢丹」の11階にある京料理「京都 和久傳」へ同僚と一緒に食べてきました。

京料理「京都和久傳」は、春夏秋冬、天与の旬味と向き合い、自然に育まれた真味を飾らぬ心で供するのが、1870年丹後の料理旅館として創業した〈和久傳〉の伝統です。開放感あふれるカウンターやテーブルで、四季の味を気軽に頂けるお店です。

※京都和久傳は人気店なのでかならず予約してから来店することをオススメします。
・刈安 4,500円(昼数量限定)
・蘇芳 7,000円
・紅花 10,000円
・藍 15,000円
・おまかせ 20,000円
・精進 7,000円(2日前までのご予約)
※刈安のご予約はお受けしておりません。

店内は落ち着いた大人の雰囲気のお店です。

コースは2人共「蘇芳(すおう)」を注文しました。
鱧おとし・丸茄子鴨つみれ椀・すずき炭焼き蓼酢・海月 胡瓜 椎茸 胡麻和へ・鮎 冬瓜 万願寺唐辛子
そしてご飯ものは下記の中からひとつ選びます。
<鯛黒寿し・鯛みそ茶漬け・鮎天冷やしうどん・蛸めし>
菓子 京番茶
以上のメニューです。

夏の京都を代表する魚「鱧おとし(はもおとし)」梅雨から盛夏にかけて最も美味とされます。
「鱧おとし」とは、骨切りした鱧をさっと湯にくぐらせて氷水で冷やし、ふんわりとした白い花のように身が広がります。梅肉や酢味噌などでさっぱりといただくのが一般的です。
上品な甘みと繊細な歯ごたえが楽しめるので鱧おとしを頂くと「夏が来たな~」と感じます。

京都の伝統野菜で柔らかくて水分が豊富の「丸茄子」を使った「丸茄子鴨つみれ椀」
これを椀物に仕立て、旨味の強い鴨のつみれ(団子)を合わせています。

すずき炭焼き 蓼酢(たでず)は、炭火で香ばしく焼き上げ「蓼酢」という薬味酢でいただきます。
すずき(鱸)は夏の代表的な白身魚。
蓼酢(たでず)は、ヤナギタデの葉をすり潰して酢でのばした日本の伝統的な調味料です。

「海月(くらげ)胡瓜 椎茸 胡麻和へ 」は、さっぱりとしながらも、胡麻のコクと椎茸の旨味で、単なる副菜以上の満足感があります。

「鮎 冬瓜 万願寺唐辛子」夏の風物詩、鮎の塩焼きや煮びたしをメインに、冷やし仕立てにした冬瓜(とうがん)と、京野菜の万願寺唐辛子を添えた涼しげな一皿。鮎のほろ苦さと香ばしさ、冬瓜の淡泊な味わいなどが調和し、見た目も味も涼感にあふれています。
日頃、食べれない目にも美しい料理ばかりなので、テンションは上りますね。

水出し玉露(ポット)は別料金で1000円でした。お茶のうま味をすごく感じます。

ご飯ものは4種類の中から「鯛みそ茶漬け」を選びました。
鯛みそ茶漬けは、天然鯛に生姜をきかせた合わせ味噌で、やわらかく炊き上げています。
ご飯にのせてあたたかいおだしをかけると、生姜と味噌のこくのある風味が広がります。

こちらは京都和久傳でよく出されるお菓子です。山椒が効いています。

最後の京番茶が出てきました。
お腹いっぱいになり途中で注文したウーロン茶なども飲み切れませんでした(笑)
定期的に利用していますが、私は季節を感じる料理が食べたいときによく来ます。
また伺いと思います。
詳細は、かならず公式サイトでご確認の程をお願い致します。
Instagram・X(旧Twitter)をよろしくお願い致します。
店舗情報
店名 | 京都 和久傳 |
住所 | 〒600-8216 京都府京都市下京区東塩小路町ジェイアール京都伊勢丹 11階 |
営業時間 | 昼 11時~15時 [最終入店 14時] 夜 17時~22時 [最終入店 20時] |
定休日 | ジェイアール京都伊勢丹に準じます |
公式サイト | 和久傳 |
地図
※この記事は2025年6月6日時点での情報です。店舗情報やメニューなどは変更の可能性があります。地図の表示位置と実際の位置が若干異なる場合があります。ご了承くださいませ。日々状況が変化しておりますので、事前に各施設・店舗へ最新の情報をお問い合わせください。
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